ファントムバスターズ ネオショコ

『ファントムバスターズ』JC4巻発売記念PV
(CV:岡本信彦、市川蒼、内山昂輝、増田俊樹)
  • 前回までのあらすじ

    ストーリー

     舞台は湘南の風が通り抜ける街・鎌倉。
     高校一年生の超優等生・是岸遊人が出逢ったのは、幽霊を喰らって除霊をするという破天荒男子・宍喰野虎落。
     始めは幽霊の存在を信じていなかったコレシキだったが、モガリを通した不思議な体験やモガリ自身に興味を惹かれ、共にファントムバスターズを立ち上げることに!
     さらに、幽霊を視ることができる観崎薫、幽霊と会話できる多聞康太郎も仲間に加え、彼らの青春と除霊活動が始まった!!


     許容範囲以上の悪霊を消化した代償に、体中に痣のような模様が浮き出た虎落。このままでは学校や銭湯に行けないことを嘆く虎落に対し、牡丹は式神の百合を出し虎落を眷属化しようと試みる。
     けれどうまくいかずファントムバスターズのほかのメンバーも目を覚まし、施設を壊さないようにラウンドワンで決着をつけることに。


     ボウリングやダーツで対決しているところで、虎落は牡丹の式神の百合に「お兄ちゃんと友達になって」と声をかけられる。その時は断るも虎落はダーツの勝負中、牡丹に思い入れのある『マック』に行こうと誘った。
     牡丹は虎落にわざと負け、百合を連れて京都へと帰っていく。


     虎落の痣も一週間で消え、ファントムバスターズの日常が戻って――?

    キャラクター紹介
    • 宍喰野虎落
      (ししくの もがり)
      幽霊を視ることはできないが、幽霊を喰らうことで強制除霊させることができる。他人の霊力を借りる(触れる)ことで当人の霊能力を借りられ、霊感のある者同士にはその恩恵をシェアできる。代々霊媒家業の家系で、秋田県の山で修行するか、鎌倉中の霊を除霊し力をつけるかの2択から、青春を求め鎌倉へとやって来た。
    • 是岸遊人
      (これきし ゆうじん)
      幼少から秀才と周りにもてはやされる。唯一普通の子どもとして接してくれた祖母を敬愛しているが、彼女の「死んだら幽霊になって会いに来る」という約束が果たされないことから、幽霊は断固信じないことにしている。
    • 観崎 薫
      (かんざき かおる)
      幼少から霊が視える体質で、視えるとわかると憑いて来る亡霊の性質から散々な目に遭ってきている。霊が近づき難い雰囲気を演出するため、あえて髪を染めてチャラい見た目をしている。オタク気質であり、人生のバイブルは『SLAM DUNK』。
    • 多聞康太郎
      (たもんこうたろう)
      霊の声だけが聞こえる体質。霊能力故に奇異の目を向けられてきたため生身の人間とは目を合わせるだけでも吐いてしまうほど苦手に。反面姿が視えず声だけ聞える霊に対しては普通に会話できる。対話できる霊は、なるべく平和的に除霊することを望む。
    • 壱宮昊都
      (いちみやそらと)
      生徒会長。周囲からは超リアリストだと思われているが、本当はオカルト好き。高校デビューの際、頭脳明晰な冷徹キャラを演じてしまったため、今更オカルトが好きとは言い出せずにいる。ファントムバスターズを推している。
    • 肆矢真莉愛
      (よつやまりあ)
      遊人と同じ中学出身で、遊人をとても尊敬している女子生徒。中学の時とはまるで違う外見で、高校デビュー。
    • 宍喰野斂
      (ししくのれん)
      赤ん坊の頃山に捨てられ、宍喰野の分家に拾われた。少し抜けたところがある。虎落を暗殺するために鎌倉にきたが、ファントムバスターズたちに触れ迷いが生じた。今は虎落の隣で暮らし、暗殺の機会を狙っている。
    • シャルル・ド・ノワール・守
      (まもる)
      新しく赴任した化学の教師。昔、仲間と除霊の旅をしていたが悪霊の大群と壮絶な戦いの末、大半の霊能力を失ってしまったと自称している。
    • 福満一生
      (ふくみついっせい)
      虎落が通っていた中学校に大阪から転入してきた。明るくて人懐こい。虎落に都会の学校へ行くようにアドバイスをした。
    • 勘解由小路牡丹
      (かでのこうじぼたん)
      京都のイケメン高校生で陰陽師。陰陽師を権力のトップにするため、宍喰野を倒したい。
    • 百合
      (ゆり)
      牡丹の式神。生前は牡丹の本当の妹だったけれど、勘解由小路家のしきたりで、兄弟と分家はご法度のため死んで牡丹の式神となった。