ましろくんの補講アトリエ 山本百八

前回までのあらすじ

ストーリー

 美術が大好きで念願の美術高校に入学した水野 真白。だけど、壊滅的な制作技術とセンスの無さで早くも留年の危機に! 見かねた教師の姉・礼が実技対策の「補講部」を開設。高校生離れした制作技術と優れた感性を持つ杉浦 このみと、同級生の果穂が講師となり、美術高校を無事に卒業するための前途多難な日々が幕を開ける!! 


 夏休みに入り、駄菓子屋で開かれるお絵描き教室でアルバイトをする真白。そこで中学の同級生・岩井と再会し、美術の課題のため絵を教えてほしいと頼み込まれる。楽しく描けるものを見つければ上手くなるはず、と真白が伝えると、岩井は果穂も誘って夏祭りに行こうと提案。果穂が真白のことを好きだと知る岩井は、何か企んでいるようで…?


 夏祭り当日。真白は果穂の様子がいつもと違うことに戸惑う。実は、果穂は真白の気を引くため、岩井の指示で「厄介な女」を演じていたのだ。だが、二人の作戦を知らない真白は果穂が怒っていると勘違いしてしまう。岩井の思惑通りにいかない中、真白と果穂は二人きりで花火を見ることに。そこで真白は、一学期の制作旅行で果穂から「ずっと一緒にいよう」と言われて嬉しかったことを伝える。それ以上のことは上手く言葉にできなかったが、懸命に想いを伝えようとする真白に果穂は「私、待つよ」と伝え――。

キャラクター紹介
  • 水野 真白
    (みずの ましろ)
    珠川美術高等学園1年。美術が大好きで鑑賞知識が豊富だが、絵心は壊滅的。母親は芸術家で姉は学園の教師。
  • 杉浦 このみ
    (すぎうら このみ)
    真白の同級生。学年で一番絵が上手。いつも一人で絵を描いているため「幻の妖精」と噂される。補講部の講師。
  • 小森江 果穂
    (こもりえ かほ)
    真白の同級生。補講部の講師。
  • 水野 礼
    (みずの れい)
    真白の姉で基礎実技の教師。真白の卒業を憂い、補講部を開設する。
  • 清原 エリー
    (きよはら エリー)
    有名なグラフィックデザイナーを親に持ち、成績優秀。補講部の臨時講師。
  • 花園 萌
    (はなぞの もえ)
    エリーの幼馴染でファッション甲子園最優秀賞の実力者。