ファントムバスターズ ネオショコ

『ファントムバスターズ』JC6巻発売記念PV
  • 前回までのあらすじ

    ストーリー

     舞台は湘南の風が通り抜ける街・鎌倉。
     高校一年生の超優等生・是岸遊人が出逢ったのは、幽霊を喰らって除霊をするという破天荒男子・宍喰野虎落。
     始めは幽霊の存在を信じていなかったコレシキだったが、モガリを通した不思議な体験やモガリ自身に興味を惹かれ、共にファントムバスターズを立ち上げることに!
     さらに、幽霊を視ることができる観崎薫、幽霊と会話できる多聞康太郎も仲間に加え、彼らの青春と除霊活動が始まった!!


     都市伝説の調査依頼でテーマパークへやってきたファントムバスターズ。全力で遊んでいると、大人びた少年・勘太がパーク内の霊に「昔『一緒に違う世界に行こう』と約束してくれたピエロ」の居場所を聞いているのを見かける。頭がよすぎて周囲に溶け込めず苦しんでいる勘太に自分を重ね、是岸は勘太に「ピエロを一緒に捜そう」と声をかけ、彼を連れてパークを回ることに。
     いろんな乗り物を乗るなか、勘太は去年まで身長制限で乗れなかった乗り物の近くにピエロがいると確信し、一人走って密林エリアへ向かってしまった。そこは20年前、立て続けに子供が亡くなった場所で、全員が勘太と同じ8歳だった。ピエロは実は悪霊で、子供たちの霊を取りこみ勘太までも連れ去ろうとしていたのだった……。
     虎落がピエロを祓おうとするも、「ピエロがどこかへつれていってくれる」と信じていた勘太が、虎落を涙ながらにとめようとする。そんな勘太と目線を合わせ、是岸は「居場所は与えられるのではなく、自分で作るんだ」と諭し、勘太も納得して――。
     ピエロを祓ったあとコースターに乗った勘太は笑顔で別れ、また友人に囲まれ年相応に遊んだ是岸もとびきりの笑顔を浮かべる。
     ファントムバスターズの次の依頼は――!?

    キャラクター紹介
    • 宍喰野虎落
      (ししくのもがり)
      幽霊を視ることはできないが、幽霊を喰らうことで強制除霊させることができる。他人の霊力を借りる(触れる)ことで当人の霊能力を借りられ、霊感のある者同士にはその恩恵をシェアできる。代々霊媒家業の家系で、秋田県の山で修行するか、鎌倉中の霊を除霊し力をつけるかの2択から、青春を求め鎌倉へとやって来た。
    • 是岸遊人
      (これきしゆうじん)
      幼少から秀才と周りにもてはやされる。唯一普通の子どもとして接してくれた祖母を敬愛しているが、彼女の「死んだら幽霊になって会いに来る」という約束が果たされないことから、幽霊は断固信じないことにしている。
    • 観崎薫
      (かんざきかおる)
      幼少から霊が視える体質で、視えるとわかると憑いて来る亡霊の性質から散々な目に遭ってきている。霊が近づき難い雰囲気を演出するため、あえて髪を染めてチャラい見た目をしている。オタク気質であり、人生のバイブルは『SLAM DUNK』。
    • 多聞康太郎
      (たもんこうたろう)
      霊の声だけが聞こえる体質。霊能力故に奇異の目を向けられてきたため生身の人間とは目を合わせるだけでも吐いてしまうほど苦手に。反面姿が視えず声だけ聞える霊に対しては普通に会話できる。対話できる霊は、なるべく平和的に除霊することを望む。
    • 壱宮昊都
      (いちみやそらと)
      生徒会長。周囲からは超リアリストだと思われているが、本当はオカルト好き。高校デビューの際、頭脳明晰な冷徹キャラを演じてしまったため、今更オカルトが好きとは言い出せずにいる。ファントムバスターズを推している。
    • 肆矢真莉愛
      (よつやまりあ)
      遊人と同じ中学出身で、遊人をとても尊敬している女子生徒。中学の時とはまるで違う外見で、高校デビュー。
    • 宇参素直
      (うさみすなお)
      生徒会の一員。生徒会長・壱宮に心酔している。
    • 弐花善輝
      (にかよしき)
      生徒会所属。生徒会長・壱宮を尊敬し尽くしている。同じく生徒会の宇参にライバル意識を抱いている。
    • 宍喰野斂
      (ししくのれん)
      赤ん坊の頃山に捨てられ、宍喰野の分家に拾われた。少し抜けたところがある。虎落を暗殺するために鎌倉にきたが、ファントムバスターズたちに触れ迷いが生じた。今は虎落の隣で暮らし、暗殺の機会を狙っている。
    • シャルル・ド・ノワール・守
      (まもる)
      新しく赴任した化学の教師。昔、仲間と除霊の旅をしていたが悪霊の大群と壮絶な戦いの末、大半の霊能力を失ってしまったと自称している。
    • 宍喰野柩
      (ししくのひつぎ)
      宍喰野の分家の女性。山で修行する者たちを、最初に手ほどきしている。