
国家特別工作機関(特工)のエージェント・繰巣 陣(くりす
じん)は任務中の事故により死亡。しかし、最優秀であった彼を失うことを良しとしない特工の判断により、女性テニスプレイヤーの死体に脳を移植することで、女として復活。女性エージェント・クリスとして様々な任務を言い渡されるが、圧倒的なスキルによりそのことごとくを遂行していくのだった。
超能力少女H・C(ヒューマンチャイルド)に気に入られたクリスは、その母親で平和を願う科学者・マザー博士と、博士の生まれたばかりの赤ん坊の4人でメキシコのカリブ海を訪れていた。しかし、マザー博士の既存兵器を抑止するシステムで割を食った武器商人・ZZ社に雇われた現代最強と目される超能力者・マヤがマザー博士を亡き者にするためクリスたちがいるビーチで巨大な津波を発生させた。
津波が目前まで迫ったその時、かつてクリスが倒し工作機関の仲間として再教育された3人の超能力者AR(アルビノイド)が到着。津波を割き、事なきを得た。
それからというもの、マヤの力を借り、超能力で遠隔的に守らせていたZZ社の密輸船を、ARの力を駆使して次々拿捕していく工作機関。その動きを見たマヤはZZ社に、自身が直接同行する大規模な武器輸送を提案、その見返りに100億ドル貰う仕事を取り付ける。
一方、大規模輸送の動きを察知した工作機関は、クリスとAR、そしてマヤとの決着のため協力をとりつけたH・Cと共に輸送機を襲撃。マヤの超能力を直接受けたARたちがダメージを受ける中、H・Cが輸送機の飛行能力を奪い、強制的に着陸させる。しかしマヤが直接乗り込んで守っていた輸送機が緊急着陸するその行く手に貧民が暮らす集落が。それを見たマヤは無理やり進路を変えさせ、いつ崖に落ちてもおかしくない体制で停止した。
足を挟まれ身動きが取れないマヤを助けに現れたクリス。なぜ助けるのかと尋ねるマヤにクリスは、人を助けることに理由はいらないと語るのだった。
マヤは幼いころ母親を空爆で亡くし、戦争を憎んだが、人間がいる限り戦争がなくならないなら、それを利用して戦災孤児を救おうと思い立ち、孤児の保護施設を運営するため、超能力による護衛を餌に多額の金を巻き上げていたのだ。
そんな軍人と金持ち大キライで、ちょっと過激な性格を気に入ったクリスは、見守りも兼ねてとマヤとメル友になっていて……!?