アニメや漫画のファンに向けた、コラボ商品やキャラクターグッズを企画、制作する会社スマイルーク。そこの営業企画課の度越(どこし)は、入社2ヵ月の新人・津家(つけ)を指導することに。
出社すると、等身大の自分の人形があり戦慄する度越。津家が地元のおじちゃんたちに頼み作ったが、持って帰る人がいないため会社に持ってきたとのことだった。
仕事への利用を考え、ストラテジー漫画『ニンニンジャジャン』のフィギュアのグッズ案を提案する津家。人形の度越の足を分裂させ、ドアストッパーに使用する案を思いつくが、対して度越はかなりダメージを受けてしまう…。
津家に頼まれ、花鳥(かちょう)が持って帰ることになったが、在宅勤務の際に度越人形の存在が気になり、自然と出社が増えてしまうのであった…。
宇宙SF『彗星キリガン』のフレグランスの瓶と箱作成のため、度越たちは押切(おしきり)とデザインの打ち合わせをすることに。虹色のトマトや光る犬は必ず入れてほしいと言う度越たちに動揺する押切だが、作品の中で重要なシーンだと熱く語られ、頑張ろうと気合いが入る。
金曜日の残業後に『彗星キリガン』の映画を試しに観てみると、面白くハマってしまい、アニメシリーズを月曜の朝まで一気見した押切。
作品への想いをデザインに込めたところ、度越から直接お礼を言われる。映画を見たと伝えようとする押切だったが、先に作っていたグッズが監修元から多く修正が入ったと度越に伝えられ、顔が土気色になる押切であった…。