古来よりこの世に潜み、人に見つからないように人と関わり合って生きる〝怪物″(けもの)。しかし現代では人と必要以上に深く関わろうとする…例えば子供を作ろうとするケースが多数報告されるようになった。そんななか、血を持たぬ鬼〝屍鬼″(クーラー)と人間の間に生まれた少年、夏羽。少年は化狸の隠神と出会い、不可思議な運命に誘われていく…。
“搭乗型ワクチン射出機OMーForce”(おにぎりまる
フォース)に乗って織たちを助けに現れた卜部は壊堂に真物ワクチンを打ち込む。体が溶けていく中、壊堂は御影の「科学とはその再現性を確実なものにすること」という言葉を思い出す。御影が完成させた真物ウイルスの情報を元に造られたワクチンならばその致死率は100%と同義であると、壊堂はこれからの自分の身に起こることについて確信したのだった…。
隠神たちは飯生やアメリカ大統領・ボールドがいるシェルターに攻撃を仕掛けていた。仲間で群れることを「慣れ合う弱さ」だと決めつけ、負けはないと見て攻撃されているのを静観していた飯生。しかし、隠神が仲間との「信じ合う強さ」を胸に攻撃を続ける姿勢見せつけ、表情を変える。
そんな飯生に対しボールドが、自身のSPだったノコミスの行方がわからないと尋ねるも、飯生は「はじめからそんな人はいない」と答える。だが、それはボールドの“かまかけ”だった。ボールドには自身が攻撃を受けたときに身代わりとなる紋様術がその身に施されており、その紋様が今は消え、術を施したノコミスが消えたということは、記憶にはないが「飯生が関わるなんらかの攻撃を受けた」のは確実と判断。ボールドは共に避難していた報道陣に向けて、飯生は信用に値しないと表明をする。
一方、結や炉薔薇たちと共に民間人の救助にあたる伊予姫。しかし、真物化のスピードに追いつけず増員が必要になると伊予姫は仲間の助言もあり、花楓を戦列に加える。
みんなが活躍する様子に1人で抱え込んでも事態は一変しないと心を入れ替え、仲間と共に救助にあたることに。するとそこへ、核の格納庫から海を渡ってきた夏羽が駆けつけ!?