魔王城サイドウェイ 原作:清水コウセイ 漫画:鵜飼 樹

前回までのあらすじ

ストーリー

 魔王の側近に抜擢されたサボり魔のヴィルシュと真面目なリオ。魔界に聳える摩天楼「魔王城」を舞台に、魔王の居ぬ間に側近たちが繰り広げる雑談ギャグコメディ開幕!!!!!!


<第4話>
ヴィルシュ「揶魔都(ヤマト)来れちゃったけど警備ゆるんでない?」
リオ「……ゆるんでません」
 ある日、魔王城の最深部にある魔王の玉座に闖入者が! それは方向音痴の宅配業者・揶魔都だった。盤石なはずの警備がゆるいと知り混乱するリオ。一方、ヴィルシュは不在の魔王に代わり、魔王宛ての荷物を無断で受け取ろうとする。しかし規律を重んじるリオに咎められ荷物の奪い合いに。攻防の末、荷物は落下! 死をもって償おうとするリオだが、ヴィルシュが中身を確認したところ、荷物(魔王の防具)に破損はなくひと安心。ヴィルシュのおかげ(?)でリオの無駄死に回避…!!


<第5話>
ジャスパー「一番隊って一番強えから〝一番隊〟なんだよな…?」
ヴィルシュ「なの?」
リオ「知りません」
 魔王軍最強を自負する男・ジャスパー。彼には気がかりがあった。それは、最強の「俺」に対する魔王様の扱いが微妙なこと。ヴィルシュとリオに打ち明けると、ジャスパー嫌いのリオから「最強と思われてないんでしょう」と超辛辣な返答が! 険悪なムードの中、ヴィルシュから何か誤解があるのでは、と指摘されたジャスパーは忌まわしい事件を思い出す。以前、お腹の調子が悪かったジャスパーは隊員たちが大盛焼肉定食を食べる中、サラダだけ食べている姿を魔王に目撃されていたのだ。「魔王様がサラダで評価するような器かぁ!!」と一喝するリオ。果たして真実は――!?


キャラクター紹介
  • ヴィルシュ
    魔王の側近。サボり魔。
  • リオ
    魔王の側近。真面目で若手のホープ。
  • 魔王
    超強面な魔王城のトップ。